(外国ルーツの子どもを担当する先生向け)
1. 「情報共有」より「信頼づくり」を優先
- 保護者会や面談は、情報伝達の場であると同時に「信頼関係をつくる第一歩」でもあります。
- まずは「お子さんのいいところ」を一言添えることで、保護者の安心感が高まります。 例:「○○さんはクラスで笑顔が多く、友だちとの関わりも増えてきました。」
2. やさしい日本語で話す
- 日本語が母語でない保護者には、専門的な表現や敬語が伝わりにくいことがあります。
- できるだけ短い文で、やさしい表現を使いましょう。 ❌:「学習意欲の定着が見られます」
⭕:「勉強に少しずつやる気が出てきました」
3. 資料は「見える化」する
- 学校生活の様子や予定など、写真・イラスト・カレンダー形式で示すと理解しやすいです。
- 翻訳アプリや多言語配布資料を併用すると、伝わりやすくなります。
4. 保護者の話を「聞く時間」を確保する
- 先生が一方的に話すのではなく、5分でも「おうちでのようすを教えてください」と話を聞く時間を取ると信頼が深まります。
- 通訳ボランティアや支援員がいる場合は、できるだけ同席を依頼しましょう。
5. 文化の違いを前提に受けとめる
- 「なぜ宿題を見てくれないのか」「連絡帳を出さないのか」など、文化的背景の違いによる行動もあります。
- 叱るより、「どうすれば協力しやすいか」を一緒に考える姿勢が大切です。
6. 個人面談では「一緒に考える姿勢」を
- 問題解決ではなく、「どうしたらうまくいくか」を一緒に考えるトーンで。 例:「おうちでの日本語の勉強は大変ですよね。学校でもサポートしますね。」
7. 翻訳・通訳のサポート体制を確認
- 保護者会や面談の前に、学校や自治体の通訳支援制度を確認しておくと安心です。
- メモや連絡帳も、翻訳アプリ(例:Google翻訳、みんなの翻訳)を活用できます。

